拘ったのは素材感、そしてホールド感。
大量にある生地の中から求める物を選ぶ作業、そして頭のホールド感を求めて何度も何度も繰り返し試作品を作っていきました。
その細かな修正をするにはやはりメイドインジャパン。日本人の職人が細部まで調整して納得してくれるものを作ってくれました。
まず生地は一見すると厚手に見えます。
ですが、光に透かすと驚くほどに薄手ということが解ってもらえます。
これは真夏紫外線から肌を守りつつも蒸れにくい、いや、蒸れません。
限界まで薄くしてますが密度を濃くしているので高級感があり、そして中にメッシュを1枚入れることにより空気の通り道をができるのでより快適に被ることができます。
そしてホールド感。ここも最大の課題でした。
偏頭痛持ちのゲンキマンはすごく帽子を嫌います。そしてややこしいことに頭も大きいので締め付けを凄く嫌うのです。
ですが昨今の日差しには勝てず・・・これにはかなり試行錯誤しました。
4cmの厚手ゴムをリブの中に仕込ますことにより柔らかくホールドすることが可能に。
このリブは寒い時も空気の侵入を防ぐため暖かく、夏は涼しいオールシーズン対応のワークキャップです。
このワークキャップの上からピンタツイストビーニーを被れば完全防寒使用にも早変わりします。
テスト国は主に亜熱帯地区。ブラジルアマゾンから始まり、香港、マカオ、タイ、中国と気温35度、湿度90%以上の過酷な状況でテストし快適に過ごせております。
<サイズ展開>
Lサイズ 59.5cm
XLサイズ 61cm
<素材>
本体 ポリエステル65% コットン35%
裏地・リブ ポリエステル100%
<企画> 藤田元樹
<画> 小川健太郎