【切り、盛り付けし、彩る。どれもが一点物。】
オリーブ樹木は非常に強固で、ナイフなどの傷も付きにくく、水も吸いにくく衛生的にも良い樹木です。
経年変化により深い味わいが増していきます。
手にしたら、大切に育てたくなる。
長く大事に使いたい一品です。
幼い頃からずっとウチにあるカッティングボード。
木目が奇麗で、「トントン」と心地いい音がよく聞こえてました。
大人になり自分自身も欲しくなり、色々なカッディングボードを見るも今まで見ていた木目がなかなか見つからない。
希少なのかなと思っていましたが旅先のお洒落なカフェで似たような木目を見つけたのです。
店員に聞くと「オリーブ」の木を使っていて、長持ちし、傷が入りにくく、ナイフの当たり方が良いんだと教えてくれました。
いつか自分もあのオリーブのカッティングボードが欲しいなと思い続けてました。
フィンチもキャンプギアを作るようになり、「ソトアソビ」が多くなってきたときにフィンチでも作ろうとなったのです。
イタリアの木材を取り扱う工場を探し、好きな形にカットしてもらう。
コンパクトで場所も取らず、経年変化も楽しめ、ナイフが当たった時の音さえもいい音。
形は「ランディングネット」をイメージして。
いつもの「ソトアソビ」を少し彩ってくれる。
そんなカッティングボードとなります。
・使い始めに
オリーブカッティングボードは塗装をしていません。
お手元に届いたばかりの商品は、伐採から4〜7年ほど自然乾燥され、そこから商品となったものですので、かなり乾燥している状態です。
乾いた状態から、洗うことで急激に水分を加えられ、その後すぐに乾燥することで気温や湿度に過敏に反応しやすい時でもあります。
洗った後の最初の乾燥は長めにせずに、キッチンタオルなどで水分を拭き取り、早めにお手持ちのオリーブオイルなどの植物油を塗ると、過度の乾燥を防ぐことが出来ます。
使いはじめの初期の段階で、こうしたオイルメンテナンスをこまめにすることで、しっかりした下地を作り、お使いの環境にも早く馴染むと思います。
・清潔さを保つ
基本的には一般的な木製品とお手入れの方法は何も変わりません。
オリーブの木には本来の抗菌作用がありますので、塩素系の漂白なども必要ありません。
いつもの食器と同じで、ご使用いただいたら、なるべく早く中性洗剤などで洗い流してください。
表面に付着物がいっぱいあると雑菌たちのすみかになってしまいます。
一般的な木製品は、長時間水につけておくと木がふやけてしまいます。
ですがオリーブの木はほとんど水が染み込まないほど密度が高いので、この点はそれほど神経質にならなくても大丈夫です。
ただ、早めに水分を切ることで、雑菌の繁殖を抑え清潔に保つことができます。
・オイルを塗る
オリーブの木が極度に乾燥し過ぎることを防ぐために適度にうるおいを与えておくことで、ひび割れなどを起こしにくくなります。
オイルを塗ることでオリーブの木目を美しく蘇らせることができます。
塗るオイルの種類は、キッチンにあるオリーブオイルや食用油であれば大抵のものは使えます。
塗られた食用油は洗剤などで洗ってしまえば落ちてしまいますが、毎日オイルを塗る必要はありません。
お使い頂くなかで、カサカサしてきたなと思ったらオイルを塗ってあげてください。木目も美しく蘇ります。
「使う」→「洗う」→「(時々)オイルを塗る」
という過程を何度も繰り返していくうちに、オリーブの木とオイル、そしてお使い頂く環境と馴染んでいきます。
お使い頂く初期のうちは、まだオイルと木、そして環境が馴染んでいないため、なるべく頻繁にオイル塗りをしてあげる事で、しっかりとした下地作りができます。
※ひとつひとつ色目、木目が異なります。天然素材の風合いをお楽しみください。
※素材の特性上、切れ目、くぼみ、割れ、擦れなどがありますが使用上問題ありません。
※写真はイメージとなります。木目の指定は出来かねますので予めご了承ください。
サイズ:全長約28cmx幅約13cmx厚さ1.6cm (取っ手部分約9cm)サイズには数ミリの誤差があります。
重さ:450g前後(一つ一つ違います)