こんなに薄いのに何でこんなに温かいのか?北国の方達にもよくこの言葉を言われました。
そんなフィンチのグローブがもう一度生地を見直し、更に進化しました。
前回(2年前)のグローブで気になる点が一つだけあった。
あまりにも保温力が高いことが原因で、汗かきの人が汗ばんだりした時に着脱がやりにくかったのです。
その課題をクリアするために極薄のもう一枚のサラッとした生地を張り付ける。
生地同士が干渉せず、保温力は増し、そして感度を損なわない。
このボンディング生地が本当によく、完全ノーストレスな冬物のグローブの完成です。
「NIPPONの底力」
釣りを含める様々なアウトドアシーンで一番動く、使う場所は「手」だと考えています。
動きを制限しない・・・そして暖かく、邪魔にならない。
その答えは日本にしかないと思っていました。
海外生産にはできない・・・細部まで形にできる、日本の細かな伝統芸。
昨年御購入頂いた方々の声を聞き、若干の綻びが出た部分を釣り人目線で一部をダブルステッチに。
ダブルステッチにするとゴワついたりすることもあるのですがそこは日本人の細かさでカバーしております。
そして手首をスッポリと隠せるように長さを長くしております。
これは日本最北端エリアで釣りをする人の声で、手首の動脈を冷やしたくない。動脈が冷えると指が冷えるから。
そして爪を冷やすと指先が冷えると教わり邪魔にならないカットで爪先までカバーすることができました。
少しのゆとりを持たしていますので窮屈感も無く、小型カイロを忍ばせるのもいいかもしれません。
指の立体的な動き、手先の細かさ、薄く、暖かく、そして極薄生地の限界強度。
すべてにおいて「日本の底力」を体感してみてください。
・手の甲には山本化学工業(株)製の極薄Titanium 1mm厚を使い抜群な保温性と、フィット感で冬の寒さから手を守ります。
・手のヒラにはこれも極薄1mm厚のノンスリップラバーを使用しフィット感に違和感を無くし、極小バイトもまるで直にロッドを持っているかのように伝わります。
・日本の熟練の技術者が立体裁断・立体縫製を施しノーストレスを追求。
・指先は最低限の親指、人差し指の腹のみを開け、爪先まで寒さから守ってくれます。爪が冷えると指先が冷えます。テストで使ったとき実際使うのは両手のこの4本のみでかなり快適でしたが、リーダーを組む時などに邪魔と感じても「ペリッ」と捲るくとで解決
※サイズが難しいと思われますが一般的なフィッシンググローブと同じサイズにしています。伸縮率が高いため幅広いサイズをカバーできます。
<手の長さの測り方>
手首の一番上の横のシワから中指の先まで物差しで測ります。
メンズJIS企画でS(160∼170)M(170〜180)L(180〜190)LL(190〜200)ミリ
次に手囲いの測り方
拳周りをメジャーで測ります。手を握ったり、メジャーが斜めになるとすぐ10mm程度の誤差が起きますので拳に沿う様測ってください。
S(190∼200)M(200〜210)L(210〜220)LL(220〜230)
最終的に手の長さ、手囲いに違う数値が出た場合は大きい方のサイズを選択した方が良い場合が
ほとんどです。
企画:藤田元樹(ゲンキマン)
画 :ヨシダシューヘー 小川健太郎(オガケン)
素材:極薄チタニウムネオプレーン