商品詳細
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【ロックフィッシュ】を念頭に置いた、【ボトムに拘った】ロッドを作りたい。
COCO77が販売された数年前、衝撃を受けた人も多いはずです。
ユーザーさんから数々のドラマ魚を手にした報告を受け本当に嬉しく感じておりました。
COCO77とほぼ同時期に開発が始まっていたのが今回完成したCOCO85。
この二本があれば、日本全国の様々なシチュエーションのボトムゲームが全て楽しむことができ死角なしとなりました。
ロックフィッシュゲームのシチュエーションは多種多様です。
堤防、テトラ、磯、サーフ、そしてボートでのオフショアまで。
COCO77で様々なシチュエーションで釣り込んでいくと、「もう少し遠くに飛ばしたい」「もう少しパワーが欲しい」「足場の高いテトラ・根の激しい磯でも勝負したい」など「あと少し」を感じた人もいるかと思います。
その死角を無くすために開発された8フィート5インチというレングス。
2024年全てのロックフィッシュゲームをCOCO85のみでテストをしまくったゲンキマン。
北海道から沖縄まで多様なシチュエーションでテストを重ね、磨き上げてきたロッド。
そんな「あと少し」の想いをプラスしたロッド、「COCO85」がいよいよ完成です。
<出会い>
このロッドを作ろうと思ったきっかけに「トモ清水」との出会いが大きかったとゲンキマンは言います。
ゲンキマンと清水さんは15年以上他社ブランドのロッド制作をしてきました。
その釣りに特化したロッド、より使いやすく、より楽しいロッド造り続けてきた阿吽の呼吸。
モノツクリはパートナーとの相性が大事。
お互いの釣り、性格、フィールド、全てを知っているからこそできるモノツクリをしました。
<COCO85の特徴>
COCOシリーズには77と85の2機種がラインナップがありますが、比べると少し違う性格を持っています。
極端に言えば、この2本があれば日本全国、ほぼ全てのロックフィッシュゲームが成立すると思えるほどに仕上がっています。(クエのような超大型魚は無理ですが)
ロッドパワーですが、COCO77よりも88の方が一段階パワーを上げています。
一見、パワーロッドに感じるかもしれませんが、ロッドを振ってみるとオーバーパワー感もなく、操作もしやすく、持ち重りがしない設定になってます。
そして何より飛距離が飛躍的にアップしました。
ティップからベリーにルアーの重さを乗せやすく、軽い力で弾き飛ばす、そんなイメージです。
不意な大物が来ても安心してやり取りができ、負荷に応じて、しっかり曲がり込みます。
ロックフィッシュを軸にするロッドなら絶対にファーストテーパーを推奨しているのですが、COCO77よりもCOCO85の方が「レギュラーよりのファーストテーパー」になっておりキャスト精度が上がるようになってます。
若干、レギュラー寄りにした為、ジグヘッド等の巻きの釣りも得意で死角なしとなっております。
<ターゲット>
この【CANARIA COCO85】はCOCO77同様、ありとあらゆる、【ボトムに潜む者】を狙う、ターゲットを定めていないロッドです。
ロックフィッシュを軸と考えて作り上げてきましたが、ターゲットは貴方次第、ユーザーさんの身の周りのターゲットが全てとなります。
COCO85は主に日本国内、沖縄から北海道まで全てのシーンでテストを繰り返しました。
本来ゲンキマンが瀬戸内海のロックフィッシュを狙うように作っていたのですが、作っていくうちに様々な「底に潜むもの」がターゲットに変化していきました。
テスト中に釣った魚は海水ではキジハタ、オオモンハタ、アカハタ、アオハタ、カジカ、アイナメ、クロソイ、タケノコメバルなどのロックフィッシュ全般。
ヒラメやマゴチ等のフラットフィッシュ全般もOK。
淡水ではブラックバスなど、ボトムに潜むもの全てがターゲットとなります。
<マグナス製法>
COCO85はCOCO77と同様にマグナス製法で作られております。
ボトム感知能力、キャスティング性能に重きを置き、より金属的な感覚を持ったブランクス。
シャンとしているけども、キャスト時、ファイト時は、しっかり曲がり、ムチのようにしなる。
魚の強烈なファイトに対し、タメているだけで魚を寄せる、浮かす力があるブランクス。
必ずしも高弾性に頼らない軽量化、高感度化、そしてさらなる飛距離が出るブランクス、それを実現するために「MAGNUS製法」は生まれました。
例えばボトム感知能力は素晴らしく、ゲンキマン曰く根掛の直前が解るレベル。
根掛してもパンっとティップを弾けば難なく障害物をクリアしていくティップ。
ボトムの釣りに関してはこれが一番大事ととらえてます。東レさんのバックアップがあって、何万通りというパターン設計から、最適解を導き出せたマグナス製法。仮説を立てては、仮設計し裁断しては巻いては測定し、折っては強度データを取る。この作業をいったいどれだけ繰り返しただろうか。何十年という先人達が築き上げたロッド設計の基礎もベースとなり、そこから応用する事でさらなる高みを目指すことに。ロッド開発、設計は、皆さんが知っているより、より深く、より面白い。そしてまだ進化の余地が残されています。仮説を立て、多角的に設計、開発し、現場でテストしていくのです。
・アクション
ロッドアクションはレギュラー寄りのファーストテーパーとなります。
レギュラーテーパーのような持ち重り感はなく、全体的にシャキッとしたイメージ。
強靭なベリー、バット、そして繊細なティップでのアクションとボトムの感知能力。
少しのロッドアクションでもしっかりとルアーが動きます、そのくらいシャキッとし、ベリー部分にはパワーを入れております。
ガチガチのロッドではなく、魚を掛けたらしっかりと曲がるアクションです。
そして、重めのジグヘッドなどの巻きの釣りにも魚に違和感を与えることなく食わすことが可能になっております。
・キャスト
キャストは7g〜60gくらいまでがキャスト可能ウェイトです。
軽いリグはティップでキャスト、重いルアーはベリーにしっかりウエイトを乗せてキャストというイメージです。
若干レギュラーよりにしたため、初心者でも投げやすくしてます。
・使用ルアー
使用できるルアーは基本的に何でもこなします。
特にテキサスリグ、ジカリグ、フリーリグ、フリーショットが得意なロッドになります。
ボトム付近のジグヘッドの巻きも得意にこなします。
不意な大物とのやり取りも無理なくできるようになっております。
クロソイやアイナメ、オオモンハタのブリブリの50オーバーも楽にファイトができ、溜めてるだけで魚を浮かすブランクスパワーを持っています。
キャスト時の糸抜けもかなり良く、誰も届かなかったところへキャストできる、あそこから引きずり出せる、繊細ながらもパワーがある、そんなロッドです。
<ゲンキマンより>
やっと、やっと完成です
COCO77にCOCO85が加わることにより、これにて死角なしと胸を張って言えるレベルまで持っていけました。
自分が日本で一番やる釣りだからこそ、COCO77と同レベルに持っていきたかった。
盟友である清水さんと何度もサンプルを作りながら、ぶつかりながら、徐々に近づいていく完成形。
こだわったのは、操作性とキャスト時の気持ち良さ。
8フィート5インチとなるとどうしても持ち重りが出てきて操作感がやり辛くなってしまう。
そこをクリアするのに、ブランクス、ガイドセッティング、バランスを徹底して詰めていきました。
少しの力でルアーをリフトできるようにしつつも、潮に逆らわないようにティップが入るように、そしてボトム感知能力を損なわないように。
全ての良い所を残しつつ、気になるところを削っていく。
バリバリのファーストテーパーにしてしまうと感度は上がりますがキャストしにくいのとロッド角度による破損が心配ので、若干のレギュラー寄りにすることによりキャストフィールもクリア。
ロッドが長くなってしまうと感度がどうしても鈍りがちですが、それがないようCOCO77の良い所を残しつつ水深10mでもシモリなのか、人工物なのか、ウィードなのか感知できるレベルに持っていきたかった。
少しの変化も捉えれるティップと感度、そうすることにより、根掛も圧倒的に減るのです。
シモリなどにスタックするとパンっと弾くようにすればルアーが浮くくらいの反発力を備えてます。
根掛の直前が解る事はこの釣りには最強の武器となります。
ガイドセッティングもかなり微調整しているので糸抜けが良く思ったよりキャストは伸びます。
4ピースは2ピースなどと比べると感度が落ちるや、操作性やバランスが悪いと言われることがありますが、それは「一昔前」。
このCOCO85は2ピースと何らそん色はない、いや、それ以上の出来と胸を張って言えるレベルまで持ってこれました。
強度である自重はしっかりありますが、バランスを完璧に取っているのでロッドを繋げると重さを感じなくなります。
そしてリールを付けるとさらに軽く感じ、長時間によるロッドワークも疲労度無く楽しめるようにしました。
軽いだけのロッドは言わずと強度が落ちます。
そこをロッドバランスをとることによりクリアしております。
今のパックロッドは技術が急激に進化し、マグナス製法も手伝って持ち重りをするようなこともなく、曲がりも素直です。
4ピースですが1ピースロッドと変わらない感覚で釣りが楽しめます。
いや、パックロッドということすら忘れて釣りができてしまうのです。
カナリアシリーズで貴方は何を狙うのでしょうか?
お気に入りの1本になりますように。
・長さ 8フィート5インチ 4ピース 1ピース長69cm(スーツケースにも入る長さです)
・重量 約 245g
パワー、アクション ヘビー ファーストテーパー(若干レギュラー寄り)
・ルアー重量 7g〜60g
・グリップ長さ(リールシートから下33.5cm)
・ライン PEライン0.8〜2.5号 フロロカーボンライン 8ポンド〜40ポンド
・バランス リールを装着すると手元にきます。
・専用セミハードケース付き 長さ77cm x11cm (このケースにはパックロッドが約5本収納可能です)
<寄せられたお問い合わせ>
・一番気持ちよくキャストできる重さを教えてください。 10gくらいから30gくらいが気持ちいいですが7gでも40gでも無理して投げている感覚はないです。
・ぶっちゃけどのくらいの大きさまでの魚を釣ってますか? ブリブリのオオモンハタ50オーバー、アイナメ50オーバー、クロソイ50オーバー。
・海釣りならどのような釣りに向きますか? テキサスリグ、ジカリグ、フリーリグ、フリーショットなどのボトムの釣りはもちろん、ジグヘッドの巻きの釣りも得意です。
・リールは何がマッチしますか? S社:アンタレスDCMD、スコーピオンDC、メタニウムDC等、D社:HRF、ジリオン、アブ:レボロケット、ゼノンなどがベストかと思います。ロッド自体がバランスをとっているため軽量から重めのリールまで幅広くマッチします。
・今までどんな釣りをしましたか? 主にロックフィッシュ系の釣り、それとバス釣りなど。ボトムでの釣りがほとんどですがジグヘッドやチャター、スイムジグなどにも良いです。
(取り扱いについて)
※ロッドのゆるみにご注意ください。各ロッドがしっかりと接続されていないと破損することがあります。つなぎ目にはロッドフェルールワックスなどを塗ると、ゆるみの防止や抜けづらくなることが少なくなります。感度もあがります。
※海水での使用後は他のロッド同様にぬるま湯や水洗いをよくしてください。
※本ロッドには保証書は付きませんが1年間の有償保証が付いております。こちらで購入者、販売日を管理しているので破損の際はご連絡ください。
※発送直前にこちらから1キロの負荷をかけて検品して発送しております。使用中の破損は全て有償保障となりますことを御了承ください。
※コルク割れは半年間は無償で修理・交換致します。それ以降は有料となりますのでご了承下さい。
※「原則」として破損の場合は破損パーツをこちらへ元払いにてお送りください。新しいパーツはこちらから着払いにてお送りいたします。サンドペーパーをかける等の調整がご自身で出来ない場合はこちらに送って頂くと調整いたしますのでご連絡ください。
※遠征などで破損した場合の予備パーツを持っていきたい方はパーツ売り可能ですのでお問い合わせよりご連絡ください。
※こちらの商品は予約でキャンセルはできませんのでご注意下さい。


CANARIA COCO85(カナリア ココ85) 4月初旬発送予定
販売価格: 836円~54,000円(税別)
(税込: 920円~59,400円)
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